18日の都心の大雪、当地は雪ではなく雨でしたが、翌日(19日) 近隣の雪の影響で新しい鳥たちが入ってきてはいないか、そして強風 で越冬蝶のムラサキツバメはどうしているか気になり、MFをひと回り して見ました・ 鳥たちについては、カシラダカなどを期待したのですが、いつもよりは ムクドリが多いように感じました。雪による鳥たちの変化は無かったようでした。 ムラサキツバメについても、特に大きな変化はありませんでした。 そんな中、今季も「ヤマアカガエルの卵」を確認することが出来ました 2013年に初めてヤマアカガエルの卵を見た時の感動と比べると、筆者の テンションは下がっていますが、毎年同じ光景が見れること嬉しい限りです。 過去の3年間の見た記録は1月27日前後で、それに比べ今季は一週間程早いです。 実際の産卵は見た事がありませんが、一般的には産卵のタイミングは雨絡みと言われ ており、卵の状況からして18日の雨中か雨の後に産卵したのではないかと思います。 卵の数ですが15塊ほどありました。ざっとひと塊を200個とすると3000個 程になります。2週間ほどで卵から這い出してオタマジャクシとなります。 このうち、何匹がカエルになれて、この池に戻ってこれるのでしょうね。 昨年は一度も見かけなかった大人のカエルでしたが、この卵、筆者の眼の届かない どこかで確実に生を繋いでいた証なのですね。 そして、ちょっと心配なことも この小池では初めてコサギの姿を見ました。 ここには、魚やザリガニはほとんどいないのに? コサギがカエルの卵を食べるかどうかは分かりませんが 筆者の姿を見てすぐ飛び立ちました。 卵の方はばらけた様子もなく、食べられたような形跡はありませんでした 心配性の筆者、もう一つ気になることが・・・ この池は、何度か登場したマルタンヤンマやギンヤンマの産卵場所です。 10mほどの円形の小さな池で、もしコサギが本気を出してヤゴを食べる としたら、1日2日もあれば食べつくしてしまうことでしょう 自然のサイクルの中でコサギを悪者にするつもりはありませんが ちょっと心配になった光景でした。 (19日 観音崎) ヤマアカガエルの産卵について少々 気温が10℃を下回る11月頃になると落ち葉の下や土の中、池の底の泥の中など で冬眠し(冬眠しないという説もあるようです)、厳冬期の低気圧を合図に♂と♀が 産卵のために同時に冬眠から一旦覚め、産卵後に再び春まで冬眠(春眠・休眠)する という何ともユニークな生態です。 産卵場所が凍結すると卵が死滅することもあるというリスクを冒してまで真冬の産卵 を選択した歴史は、リスク以上に彼らにとっては子孫を残す確率がより高いということ だったのでしょう。 一般的には、2週間程で孵化します。もう暫くすると、小さなオタマジャクシを見る ことが出来ることでしょう
by pastel24
| 2016-01-21 23:51
| 両生類など
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