ギフチョウ詣で顛末記


遡ること4年前、初めて目にしたギフチョウに感動したことが昨日のように
思い出します。年を追うごとに、感動は放物線のように薄らいで行きますが、
なぜか、この季節になると毎年会いたくなるのも事実です

以下、3日に出かけたギフチョウ詣での顛末記です

昨夜は早めに床に就いたのですが、かえって熟睡できず。カーナビ代わりの家内を助手席に
6時前に自宅を出発。あいにくの曇り空、先ずは恒例の「城山カタクリの里」へ

時間とともに青空が少々、と同時に気温も上がりまずまず、ここでの目的、個人所有の
里山を彩るカタクリをはじめ、数々の山野草や各種の桜・桃・梅・ツツジ等々、十分な
目の保養になりました

花の話はさておき、もう一つの楽しみ、頂上付近で昨年目にした「コツバメ」
を待ちました。10時過ぎまで粘ってみましたが今回は気配すら感じられず。
それでもモンシロ・キタキ・ヒオドシ・テング・アゲハ チョウなどを目にしました

気をとり直し、次の目的地のギフチョウの峠のポイントへ
峠の路肩に車を止め、30分ほど散策、地表を這うように飛び続ける4~5頭を確認
一向にとまる様子もなく証拠写真をと思いシャッターを押すも、証拠になるような写真
も撮れず(写真①)
ポツリポツリと雨も感じ、今日はダメかと弱気になる筆者

急ぎ峠を下り、次に向かった先はいつものの登山口
所定の駐車場に車を止め、早めの昼食後、一応小雨対策のビニル袋とレンズに巻くタオル
などを念のため用意し歩き出すと、戻ってきた若いカメラマンと擦れ違い、一言二言言葉を
交わしましたが、この曇り空、良い話を期待する方が無理と言うもの。 なおさら弱気に

ところが付いてみると目を疑うような光景が・・・

登山口橋の左手の川向こうのマメザクラに数人のカメラマンが盛んにカメラを向けているでは
ないですか・・・これはラッキーとばかりに、早々、仲間に入れてもらいもらいました。
都合2頭に5分程の撮影チャンスをもらうことが出来ました。(写真②)

周りにはこの時期にしては僅か6人のカメラマン。早朝からきていたのでしょう、飛び去った
のを確認し、一様に笑顔でこの場を後にしました。

筆者はと言うと、現金なもので着早々目標達成と言うこともあり “ いつ雨が降ってきてもいいや ”
と気持ちに余裕が出来、まだ12時、よーし2時頃までは粘ってみようと・・・

暫く周囲を散策して見ましたが、これと言って特記する事項もなく
もちろん家内は付き合ってくれるはずもなく、いつもの農家で毎年芋がらを買って帰るのですが
今年はイノシシにやられたとかで切り干し大根を買い、一足先に車へ戻りました

一時間半程待ったでしょうか、同じ桜に2回目の幸運が
いつもは他力本願ですが、自ら飛来を見つけるのも嬉しいものです
一瞬ですが、4頭を確認しました。この時はカメラマンは筆者も含め二人でした。10分ほど
時間をもらいました。(写真③)
そうこうしているうちに、一頭が橋の近くのミツバツツジや小ぶりのマメザクラに僅かですが
絡んでくれました(写真④)

中途半端な天候の中、今年も会えてよかった。撮れてよかった。そんなことも噛みしめながら
車に戻りました。

まだ2時過ぎだったので、帰路、峠が気になりもう一度寄ってみました
やはり数頭が飛び交っていました。道端でしゃがみこみじっとしていると、何と一頭が目の前の
枯葉にとまりました。日光浴をするでもなく、翅を閉じたまま?何だったのでしょうね
斜め正面顔をパチリ。ラッキー(写真⑤)

そして、この日飛んでいる姿は何度も確認しましたが未撮だった「ミヤマセセリ」も一応撮る事
ができました(写真⑥)

目標のひとつだった「ヒオドシチョウ」の写真も一枚(写真⑦)

欲張りな筆者、「コツバメ」「スギタニルリシジミ」の写真は撮れませんでしたが
気になる天候の中、強行した甲斐があり、想像以上の成果に上出来と言うことに
帰路、時折ワイパーを動かすこともありましたが、全般的に道路の混雑もなく
心地よい一日になりました                             以上


① とりあえずの一枚 
  分からないですよね、真ん中下部に写っています(笑)
  今日の最初で最後の一枚にならなくて、よかったです
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② 予期せぬ早々の対面(嬉)
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③ 4頭は無理でしたが、同一画角に2頭が限度でした
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   ②と違う感じをと思い撮ってみましたが、思うようにはゆかず
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④ ミツバツツジには、もう少しゆっくり絡んでほしかった
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⑤ とても高価そうなショールですね
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⑥ ミヤマセセリ
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⑦ ヒオドシチョウ
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一説によると、かつては丹沢山域には広範囲に生息していた
と聞いたことがあります。ところが今ではこのエリアのみが
県内屈指の居住地となってしまったようです
これからも「春の女神」と言われるギフチョウが舞い、ファンを
魅了してくれることを願わずにはいられません。
筆者も元気なうちは、毎年会いに行こう
(3日 県内にて) (トリミングあり)




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by pastel24 | 2015-04-05 01:24 | 蝶や蛾
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