瞬夏に競う ~千畳敷の花~


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今日は千畳敷に咲いていた花たちを整理してみました。


「コバイケイソウ」が見事でした
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コバイケイソウは、数年に一度群生を作ることでも知られています
トップの写真、剣ヶ池の後方の白い点々は全てコバイケイソウです。
どうやら、今年は当たり年のようです。



次に目に映ったのは、緑と黄色のコントラストがこれまた見事な
「シナノキンバイ」の群生
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同じ黄色いお花で「ミヤマキンポウゲ」も負けじと
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そして、所々に「ハクサンイチゲ」も顔をだし
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下向き加減に遠慮がちに咲く「ミヤマクロユリ」
写真に撮るにはひと苦労
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上の写真がミヤマクロユリらしくていいのですが
なぜか一輪だけ、サービス精神満点の子も
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筆者の足腰には良くない可憐な花が続きます


「コイワカガミ」
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「ハクサンチドリ」
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「キバナノコマノツメ」
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「ウメバチソウ」で間違いないと思いますが
なぜか6弁ありました(通常5弁)
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「タカネグンナイフロウ」
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「チシマギキョウ」
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トリカブトの仲間の「サクライウズ」
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一転、白さが際立つ「カラマツソウ」や
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「モミジカラマツ」
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「ヤマハハコ」
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「ミヤマアキノキリンソウ」が咲き始め
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「ショウジョウバカマ」は終わりを告げ
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「クロトウヒレン」は間もなく
アザミのような花を魅せることでしょう
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まだ固い「クルマユリ」
今頃はつぼみにも色付いてきたことでしょう
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少し目線を移すと「ウラジロナナカマド」や
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「ハイマツ」が花を付けていました。
こちらはどうやら雄花のようです
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そして足元には「アオノツガザクラ」が咲き詰められ
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ラストは・・・
超 若い頃、山登りに精を出していた時期に、最初に覚えた花の一つ
それが「チングルマ」
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花もいいのですが、チングルマは何と言っても花の終わりの花柱の
伸びた毛(実)が風に揺れる姿、哀愁があり何とも言えません。

稜線まで高度をあげれば見れたのでしょうが、ちょっと残念でした。
ちょうど10年前の写真がありましたのでMoorにて紹介します








沢沿いへ降りてみました ♪ ♪

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名残りの雪渓から滴り落ちた清水が集められ、極冷の水の流れと共に
爽やかな風が頬を通り過ぎてゆきました

雪の下で、長い間、瞬夏を待っていたそれぞれの植物たちの
思い思いの競演に・・・言葉などいりませんね・・・








~おまけ~

さて、お花畑の向こうで何か動くものが目に付きました
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よく見ると「ニホンザル」 こんなところに!ちょっと目を疑いました

調べて見たところ、数年前から標高2600mを越える環境の中で
一定期間暮らしている群れ(50~70頭)があるようです。
シナノキンバイやイワスゲなどの高山植物を採食するとのことですが
現段階では植生への影響は確認されていないとのこと、長期的には
影響が出る懸念もあるようです。(2007年長野日報の記事より抜粋)

この日見たのは一頭だけでしたが、植物と動物のバランスがいつまでも
保たれることを祈るばかりです。


これだけアップすると、筆者も疲れました。
最後までお付き合い下さった方々もお疲れのことでしょう。
スミマセンです。 ありがとうございました
(7月31日 中ア 千畳敷にて)(一部トリミングあり)




More  以前の写真より

前回訪れてから6~7年と思っていましたが、データをみてビックリ
2003年7月29日でした。

この日は、霧雨模様でカールとは逆の極楽平方面へ向い、稜線へ出た
記憶がよみがえってきました。
その時に撮った哀愁の「チングルマの実」です。
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ついでになりますが
千畳敷では見られませんが、稜線まで行くと中央アルプスの固有種の
「コマウスユキソウ(ヒメウスユキソウ)」に対面することが出来ました。
霧雨をはじくかのような、花の綿毛に付いた水玉が印象的でした
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古い写真で恐縮でした
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by pastel24 | 2013-08-06 13:39 | 草花
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