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スノー ・ エフェメラル (雪虫)


昨日からの流れで、なんにでもエフェメラル(儚い命)の称号を
付ければ良いというものではありませんが・・・

今日は、雨も昼過ぎに上がり自転車で近くの公園に・・・
カワセミやコサギに少し遊んでもらいましたが、他は何もいない

そんな時、目の前を少し青みがかった灰白色の小さなごみのような
ものが何個か舞っていました
スノー ・ エフェメラル (雪虫)_d0266457_23385650.jpg

もしかして・・・
以前、ニュースなどで名前を聞いたことのある 「 雪虫 」 ?

でも、ここは北国でもないし、半信半疑が脳裏を過ぎりましたが
とりあえず、撮ってみよう

しかし止まってくれません。
無理は承知で・・・悪戦苦闘 
体長3~4mmと言ったところでしょうか
スノー ・ エフェメラル (雪虫)_d0266457_23390331.jpg


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スノー ・ エフェメラル (雪虫)_d0266457_23392781.jpg


帰宅後、もしかしての直感を信じて調べて見ました。
飛んでいる感じがそっくりな画像がありました(嬉)

無知な筆者、雪虫と言う愛称から地元横須賀にはいないと思い込んでいましたが
分布を調べたところ北海道や東北以外でも、関東圏や関西圏にもいるとのこと
また、四国や九州でも発生例があるようです。
主に10~12月に発生、北海道などではこの虫を見ると間もなく初雪が降る
との言い伝えは有名です。
さて、愛称で雪虫と呼ばれていますが、本当の正体は、アブラムシの一種で
「トドノネオオワタムシ」がその代表のようです。

上のピンボケ飛躍に似通った写真があったという事だけで同定など、もっての
ほかかも知れませんが、時期的に雪虫の一種と言うことにしました。
(標本のような写真が撮りたかった)

アブラムシと言う響きと比べ “ 雪虫 ”とはロマンチックです。
(地方により色々な呼び名があるようです)
また “ 雪の妖精 ”  “ 冬の使者 ” とも呼ばれています。

生態は複雑で転記出来ませんが、晩秋に翅を付けた成虫は短命
(一週間ほど)とのこと。
“ 雪を届けるはかない命 ” = “ スノー・エフェメラル ”
ぴったりの称号かとも、自画自賛(笑)

雪虫と言う前提で、色々記述しましたが
もし違っていたら、飛んだ茶番・・・まぁいいか
(15日 市内にて) (トリミングあり)






by pastel24 | 2015-11-15 23:52 | 虫たち
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