異種間交尾? ヤマトシジミ & ベニシジミ


11月、すっかり日没も早まり、フィールドで見かける昆虫たちも
日に日に少なくなってきました。

そんな中・・・

「 ヤマトシジミ 」 の♂ (以下ヤマト) と 「 ベニシジミ 」 の♀ (以下ベニ) が
一本のエノコログサに・・・

以下時系列にて

① 15時01分31秒
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             ヤマトが盛んに翅を広げ微動させていました。


② 01分59秒
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             両者の頭部が最接近した瞬間


③ 02分15秒
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             一旦、少し離れました。
             ベニの前脚をあげたサインは何なのでしょう


④ ~ 暫くはベニを追従するヤマト
       互いに良く動き回っていました ~
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⑤ 06分24秒
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             やがてヤマトが腹部を思いきり曲げ腹端が露わに
             腹端には4方に鍵状のものが見えます。
             ♀の腹端をロックするためのものでしょうか?


⑥ ~ 失敗しても執拗に腹部を曲げては
            ベニに何度も迫っていました ~
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⑦ 07分08秒
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             腹端と腹端がロックされたように見えました。


⑧ 07分25秒
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             実際は7分6秒~26秒まで20秒間、同じような状態が
             続きました。僅かな時間でしたが異種間交尾が成立したよう
             に見えたのですが・・・微妙(完璧な状況写真ではなく残念)


⑨ ~ 腹端が離れた後もヤマトは再チャンス
             を狙うような動きが続きました ~
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⑩ 11分51秒
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             ベニは穂先から移動し茎に
             ベニとヤマトの距離があきました
             そして、ベニは今まで開くことのなかった翅を広げました


⑪ 12分29秒
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             ベニは脚で下部まで移動しましたが
             ヤマトは飛んでベニの下部に入り込みました


⑫ 13分43秒 
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             ヤマトはまだ未練があったように見えましたが
             この数秒後、両者エノコログサを飛び立ち別れ別れに


長かったような、短かったような
夢中でシャッターを押した13分程の出来事でした




飛び立ち後、各々が少し離れた別の場所にとまりました。
この後、戯れることはありませんでした

腹端を撮ってみました
ヤマトシジミ
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ベニシジミ
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腹端を撮っては見たものの、いつもは撮る事もなく
結果、普段との違いなど判るはずもなく(笑)

下の写真、葉上でモジモジしていたので
もしや産卵かと思いましたが・・・
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飛び去った葉上には何も残っていませんでした
残っていたらお持ち帰りも考えたのですが・・・
ヤマトとベニのハイブリッド、前翅ベニ、後翅ヤマト
色々想像できます。考えてみるだけでも楽しいですね。

15時28分 少し西日を浴びたベニシジミにて
観察終了
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年に一度ぐらいですが、異種間のニアミスを見ることがありますが
瞬時の破局、こんなにゆっくり観察できたのは初めてです。
この日は小一時間ほどの散策でしたが、この2頭以外はヤマトシジミと
イチモンジセセリを数頭確認しただけでした。
このエリアではこの2頭だけでした。仲間たちが数を減らしてゆく中
残ったもの同士で、仲良くしようということだったのでしょうか?
(1日 観音崎) (トリミングあり)





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by pastel24 | 2015-11-02 23:46 | 蝶や蛾
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