春先に出会ってから、暫く見かけなかった 「キイロテントウ」に・・・ 別の場所で確認情報があり、行ってみましたが そこでは見つけることは出来ませんでした もしかしてと思い、6月に出会ったポイントを 覗いてみました テントウムシの中では4mm程で小さな部類で、なかなか見つける事が 出来ませんでしたが、葉裏の一匹を見つけたところ、目が慣れてきた のでしょうか、6個体程を見つける事が出来ました 上の2枚はノートリミングですが、拡大して見ると目が四つあるように見えますが 上側の一対の黒い点は模様で下の一対が本当の眼になります。 あれっ、こちらの個体は、何となく乳白色・・・ 横から覗いてみると、下には脱皮痕が どうやら羽化したてのようでした ズボンからシャツをはみ出したような個体もおりました よく見ると、背中が押し潰れているようにも見えます そんなことで、下翅をうまく収納出来ないようです 飛べることを見極めて引き揚げようと思い暫く観察していましたが 飛び立つところは見届けられませんでしたが、他の仲間同様、元気に 動き回っておりました。この程度は想定内なのでしょう 秋に出会ったのは初めてです、6月に出会った成虫たちの 子供たちでしょうか? 6月の明るい葉の色と比べ、この時期の物憂い葉色の中で 動き回る姿に、上手に冬を乗り切ってほしいものだと・・・ 8日(羽化直個体のみ10日) 観音崎にて (一部トリミング・フラッシュ使用あり) ↓ More 撮影秘話 イモムシが好きな方だけ見て下さいね 撮影秘話 いつもの300㎜、それなりの写真でしたが 秘話とは極小の被写体の苦労話ではありません(笑) 先ずポイントの一本のハンノキの近くに行くまでですが、観察道から 外れていることもあり、クモの巣を掻い潜り、僅か10mほどですが これが結構、恐怖です そしてこのハンノキには たくさんの食欲旺盛な「ヒラアシハバチ」の幼虫がおりました 数えては見ませんでしたが百は間違いないでしょう 上の2枚の写真は、まだ可愛い感じがしますが・・・ やはり、うじゃうじゃ感があると 可愛いとばかりは言っておられません わざわざ、一枚の葉っぱに集まることはないのにと思うのですが 何かメリットがあるのでしょうか? それとも美味しい葉っぱと不味い葉っぱがあるのかな? このヒラアシハバチのイモムシは、間もなく土にもぐりサナギとなり 冬を越し、来夏に成虫になるようです そのための旺盛な食欲なのでしょうね 撮影にあたりこのイモムシのいる葉下に入り込むことがあり シャツの首回りのボタンをしっかりかけ、帽子のつばを目いっぱい広げ 万が一落ちてきたイモムシが首の隙間から入る事の無いように万全を 期しました。幸い事なきで・・・(笑) たくさんいたイモムシですが、不思議なことにキイロテントウと同じ 画角に入っているものは数枚しかありませんでした。 そのうちの一枚です。 と言うことは、キイロテントウの好物はウドンコ菌ですが、イモムシは ウドンコ菌のなさそうな葉を好むということなのかなぁ? など勝手な想像を・・・ 勝手な想像と言えばもう一つ、幸いなことに他では良く見かけるスズメバチ類は やってきませんでした。絶好の青虫だんご(ハチの幼虫の餌)を作るチャンス だと思いましたが、チョウや蛾の幼虫と異なり、同属のハチの幼虫と言うことで この幼虫は団子づくりの対象外なのでしょうか。 強かなハチが多い中、そんなことは無いと思いますが・・・ 良く考えてみると、テントウムシの幼虫も 小さな小さなイモムシみたいですよね・・・ 末尾にもう一つ、時期こそ違い、ハバチの幼虫には悪いけど これが、ミドリシジミの幼虫だったらと思う筆者です
by pastel24
| 2014-10-11 23:57
| 虫たち
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