宝石箱から (1)



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あまり実感はありませんが、景気が回復傾向にあるのでしょうか
そんな訳で、小生の宝石箱の中身もいつの間にか増えていました(笑)

先行して、七宝焼きのブローチのようなアカスジキンカメムシを
紹介しましたが、今日は「セイボウ」の仲間を取りだしてみました。
さて、ペンダントヘッドにでも加工しましょうか
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実際の体長は10mm強でした。
思いきりトリミング拡大して見ました
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セイボウの仲間は、いわゆる寄生蜂で托卵することで知られています
鳥の托卵ではカッコウが有名で、外国では宝石蜂と呼ばれる一方で
カッコウ蜂とも呼ばれているようです

最近、運よく2回、東屋の軒裏で見かけました。
10mm程の小さな体を忙しなく動かしては、何かを盛んに探している
ように見えました。
多分、托卵先探しかと思い、筆者も負けずに隅々を(笑)

以下、托卵先をふまえて、同定過程を・・・

ここで、同定候補として、主に青緑の光沢をもつセイボウの
托卵先の一覧を参考までに調べて見ました
①オオセイボウ(12~20mm) エントツドロバチ・スズバチ
②ミドリセイボウ(10~13mm) ヤマトルリジガバチ
③クロバネセイボウ(8~13mm) ヤマトルリジガバチ
④イラガイツツバセイボウ(10~15mm) イラガ

東屋では何カ所か、蜂の巣後のようなものは見つけました。
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さて、同定ですが
上のようなエントツドロバチの形状のような巣もありましたが
①については大きさ、容姿がやや異なるため除外

そんな中で唯一屋根裏の巣に陣取っていた蜂がおりました
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どうやら「アメリカジガバチ」のようです
これがヤマトルリジガバチでしたら②or③に関連付けられたのですが

また、観音崎では筆者は「イラガ」の幼虫は見たことが無く
④も除外と言うことに

そして東屋の近くで時々、下の写真の「ヤマトルリジガバチ」を
見掛けることがありました。
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と言うことで②or③に絞りました。
②は腹部2節に黄色味がかった光沢の紋があるようです。
この紋が見当たらないことから、消去法で③「クロバネセイボウ」
と言う結論に
正否の程は別として、フゥ―・・・いつもですが同定疲れます(笑)

先日は の方より、東屋の欄干にて撮った、「ミドリセイボウ」の
綺麗な写真を見せて頂きました。 あぁ~ミドリにも会いたい
欲張り筆者、暫くは原石探しと托卵先の捜査の日々が続くことでしょう(笑)

ちなみに東屋です
人影がみえますが、いつもMFでお世話になっているお二方です
セイボウ情報、ありがとうございました
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今は人工建材(材木に似せた樹脂系)が多い中、当MFは木材を
使っている構造物が多いです。しかし今まで木材だったベンチ等
腐り壊れ撤去されたあとに新たに設置されるものは、人工建材に
変わっています。虫たちにとっても、温もりが違うでしょうね

データ
ヤマトルリジガバチのみ6/21日・他は全て7/11日
観音崎にて(トリミングあり)





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by pastel24 | 2014-07-23 23:54 | 虫たち
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