今季MFの確認記録として37種目となるチョウ 「チャバネセセリ」に会いました (8日 観音崎) さて、今日の本題ですが 撮影時には気が付きませんでしたが 上の写真を拡大したところ、どうも口吻の様子がおかしい? (葉裏のハグロハバチの幼虫は、今回は関係ありません) よく見ると口吻が途中から離れて(2本に分離して)います チョウの飼育等で羽化を観察した方はご存知かと思いますが 羽化のほんの一瞬ですが、口吻は2本の部品からなっていることが 分かることがあります。 すぐに一本に一体化するのですが・・・ (昔の飼育時の写真を探してみましたが羽化後の一体化前の写真は無く 2本が組み合わされているのが何となく分かる写真を参考までに) 「アゲハ」 (08年8月) 「ツマグロヒョウモン」 (10年7月) さて、このような口吻の個体を写真に収めたのも何かの縁・・・ もう少し詳しく口吻の構造について調べてやろうと思いました 以下、筆者の技量では説明できませんので、口吻の断面等の詳細について “ Puteron World の「成体の体:頭部2」 ” のページに辿り着きました ↑ リンクを貼らして頂きましたので、興味のある方は是非、クリックを・・・ また、吸い上げのメカニズムについては 『 吸い上げのメカニズムについては頭部内の喉にあたる箇所があり ここが伸縮してポンプのような役割をします 』 とのご教示をいただきました。 体の中のほんの一部の口吻にすぎませんが、調べて見ると 繊細な構造に機能、驚くべきナノテクノロジーの世界です リンクへのご承諾、並びに吸い上げメカニズムのご教示に 管理人の 『 虫キチコージ 』 様には心よりお礼申し上げます ありがとうございました さて、この個体、羽化後どの程度経過しているかは分かりませんが ハンディがあるにも拘らず、飛ぶこともでき、生きていることは事実です 蜜を吸うことは出来ないかも知れませんが、雨水などが分岐点にかかれば 飲み込むことは可能なのではと勝手な想像をしてしまいました。 成虫になる前に、命を落とす仲間が多い中、成虫になれたことを知り 精一杯生きているのでしょう。 以下、最近の拙庭で・・・ 「アゲハ」がサンショウやキンカンによくきます どうやら産卵を終え、キンカンの隣りのマサキでひと休み(6日) 「ツマグロヒョウモン」が今年も産卵にやってきました もう少し早く来ればよいのですが、毎年花の終わりごろに 来て、いざ幼虫となった時には葉も枯れ始め、いつも ひやひやものです(11日) 羽化直後の一瞬の2本の口吻、興味深々、写真にも撮りたい 久しぶりに、飼育をしてみようかとも・・・ ・・・いつも思うだけで
by pastel24
| 2014-07-14 23:18
| 蝶や蛾
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