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カワトンボに遊ぶ


カワトンボならぬ影トンボ
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にらめっこ
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ムムゥ・・・見られてる
あんなところに防犯トンボ
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木漏れ日を受け
まるでステンドグラスのように
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自宅から自転車で5分程度のところに毎年この時期に「アサヒナカワトンボ」(注)
が発生するチョット自慢のポイントがあります
清流がある訳でもなく(薄暗い流はありますが)、すぐ近くには住宅が建ち
不思議なところです

そして、5シーズン目にして、初めて交尾シーンを見ることが出来ました

あと少し、頑張って
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めでたく、カップリング成功(拍手)
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本当は、橙色翅型と無色翅型のカップリングを見たかったのですが(贅沢)
というのは、同じ種の♂同士で橙と無色の羽根、これだけ容姿の異なる同性
の存在、交尾の瞬間を自分の目で見えるまでは信じないことにしていたからです(笑)
異性であれば、メスグロヒョウモンチョウのように極端に異なる例もあるのですが・・・
次回こそは、筆者を納得させる異色のカップリングを見たいものです

飛んでるところを一枚
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食事をGETして帰還・・・
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犠牲になったのは、ガガンボの仲間でしょうか
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以下は筆者の今季の見た記録を兼ねて
(♂については胸部や腹部の白粉の状態、翅の縁紋色、♀については
胸部の光沢色の変化などを参考にしていますが、勝手な判断もあります
ので、フロップ末尾には“多分”が付きます)

橙色翅型(♂)未成熟
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同(♂)成熟過程
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同(♂)ほぼ成熟
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無色翅型(♂)ほぼ成熟
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無色翅型(♀)未成熟
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同(♀)ほぼ成熟
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今回は無色翅型(♂)の未成熟を見ることは出来ませんでした
なお、ほぼ成熟としたのは、より白粉はっきりしていたり、胸部光沢が
銅色個体を過去に何度か見たことがあるためです。
(9日&11日 近郊にて) (トリミングあり)

(注)
カワトンボにはアサヒナカワトンボとニホンカワトンボの二種がいます
外見上での判断は難しく、実際はDNA鑑定が確実な手法のようです
今回、アサヒナとしたのは「神奈川県を中心としたカワトンボ属の分布」
(県立博物館研究報告2010年)のエリアマップに於いては三浦半島
の確認記録は、すべてアサヒナカワトンボという分類でした。
もう一点、参考書「トンボのすべて」(井上清・谷幸三共著1999年版)
に記載された何通りかの見分け点の内、橙色翅の不透明班が小さい事から
旧ニシカワトンボ=アサヒナカワトンボと言う結論に
by pastel24 | 2014-05-15 23:55 | トンボ
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