標題、一か月ほど早いのですが “ 2014年冬季 ” と言うことに 昨シーズンと同様に今季も 「 ムラサキツバメ 」 の集団越冬の 現場を確認することが出来ました 昨年とほぼ同じ場所の「アオキ」の葉上の一角になります 昨年の越冬蝶のDNAを引き継いだ子供たちでしょうか? 観察位置(歩道)からは、急角度の斜め上部と言うことで 昨年も写真撮影には苦労しましたが、状況は変わりません 先ずは、その葉上での集団の様子を ① 12:16 ② 12:34 ③ 13:02 上の写真、時系列を入れてみました 日差しと共に、集団に動きがあるのが分かります この動きや飛び出しのタイミング、気温、日差し、時間帯等により 行動に何らかの決まり事があるものと思いますが、一度だけの観察 では到底分かりません。 さて、確認に至った経緯など・・・ フィールドでお会いする、野鳥観察に精通された大先輩(年齢ではなく鳥見歴) にも、気に止めておいて下さるようお願いした甲斐あって、先日何頭かの飛び回り を確認した旨の連絡をいただきました。 早々の29日に訪ねたところ、2~3頭が飛び回っているのが確認できましたが この日は越冬現場を見つける事は出来ませんでしたが、それらしきところの写真を 何カ所か撮影しました。現場でのモニター確認時は、なーんだ枯葉かばかりでした ところが家のパソコンでゴミ箱処理をしていたところ、枯葉だと思っていた中に ちょっと待てよ!画像がありました。思わずヤッター状態になりました。 その時のヤッター画像(ノートリですとこんな感じ)です。 現場で同定できなかった筆者、いつもの自己嫌悪。 そんなことで翌日、位置情報の ためにプリントアウトした画像と踏み台を持参し、満を持しての再確認に・・・ この日は♂が一頭だけ、目線や足元に降りてきてくれました ① f10 1/1600s ISO1600 ② f9 1/1250s ISO800 ③ f9 1/1250s ISO800 ④ f8 1/1000s ISO800 ⑤ f8 1/1250s ISO800 全て同一個体ですが、♂の深みのある表翅に魅了されました 参考までに撮影データを添付してみました 光の加減、僅かな撮影値の違いで色合いが微妙に変わるものですね パソコンの画面で見る本当の表翅の色はどれだろう・・・ 人間の記憶など、いい加減なもので迷いましたが 肉眼での色合いの感じは、①に近いように思います。 個人的には④が気に入っています。 また、⑤のような明るい藍色が出たのも初めてでした。 全て、P(プログラム)モードで露出補正はありません さて、♀も近くに来ないかと、待ち焦がれましたが、高いところばかりで 下草までは降りてくることはありませんでした。 ♀の写真は宿題と言うことなのでしょう・・・ この冬の目標が早くもクリアー出来、嬉しい限りです。 この子たち、厳しい冬場の環境と、鳥たちなどの天敵などに どのように向き合ってゆくのでしょう。 宿題の♀の撮影も含め、継続観察と言うことに・・・ 一方、目標が達成された今、やや拍子抜けの感じも事実です 次なる目標はヤマアカガエルの産卵でしょうか? ここ観音崎周辺、また自宅近くの街路樹等、食樹のマテバシイが たくさんあります。この他にも別の場所にも塒があるかも?なんて 欲張りな筆者です・・・ (11月30日 観音崎) (トリミングあり) 参考までに、以下は昨シーズンの観察記録です。 越冬場所の周囲状況や、秘密兵器の踏み台(笑)などが写っています 興味がありましたらご覧ください 2012年12月11日 ムラサキツバメの集団越冬 in 観音崎 2012年12月17日 ムラサキツバメの越観察(1)~もぬけのから~ 2013年 1月 5日 ムラサキツバメの越観察(2)~消えた集団~
by pastel24
| 2013-12-02 22:17
| 蝶や蛾
|
外部リンク
最新の記事
記事ランキング
以前の記事
2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 more... タグ
観音崎公園(580)
市内(318) 県内(83) 海辺の住認たち(77) 愉快な仲間たち(40) ~光跡~生態系のなかで(39) 県外(28) カワセミの「トン」(13) 平伏沼と周辺(11) よく頑張りました(6) カテゴリ
検索
画像一覧
ブログジャンル
フォロー中のブログ
ファン
最新のトラックバック
ライフログ
ブログパーツ
その他のジャンル
|
ファン申請 |
||