母は偉大なり ~キクヅキコモリグモ~


最近の写真から、今日はクモさんの子育ての様子を2題

今年も水辺で子育て中の「キクヅキコモリグモ」を見つけました
クモ嫌いの方にはスミマセン

でも、このクモは水田の稲などにつく小さな虫たちを積極的に
捕食してくれる益虫的存在とのことです。

先ずは、子守りの様子から
(8月14日)
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腹部の背のボツボツしたのが仔グモになります。
お母さんグモは、背中に50匹ほどの赤ちゃんを“おんぶ”
そして、かなりの速さで水草間を移動します。スゴイですね!


インパクトの強い画像が先になってしまいました
時系列的には逆戻り、自らの腹部より大きな“卵のう”をつけた
お母さんです(8月13日)
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そして、これが普段のスマートお母さんです。参考までに
(最近画像がなかったため、一年前のものです)
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こちらの卵のうを付けた母さんは、頭胸部の模様から「ウヅキコモリグモ」
のようです(8月7日)
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これらのコモリグモ、卵のうから蜘蛛の仔の独り立ちまで
母さんグモは常にスキンシップ図っているのですね!

さて名前の由来ですが、キクズキ(菊月)=旧暦の9月頃 に
子供を背負っている姿からついたようです ~分かりやすい~
そしてもう一種のウヅキ(卯月)=4月=陰暦の4月、春の
訪れと共に現れるのでついたようです。

最後は、一回り小さな「キクヅキコモリグモ」の♂(多分)です
(7月28日)
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人間界ではイクメンという新語もありますが、
クモの場合の♂の子育てへの協力は定かではありません



もう一題は
健気に卵のうを守る「ヤミイロカニグモ」の母さん
(8月31日)
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“ 何が何でも守ってやるぞ ” の気迫が伝わってきました
いつまで同じ格好を、さぞ暑い事でしょう。
無事に孵化することを祈り、そっとフィールドを後にしました


偉大なる母グモ “ 母は強し ” を垣間見た二題でした
子孫を残すための惜しまぬ努力に感心させられました
(観音崎にて)(トリミングあり)
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by pastel24 | 2013-09-04 23:59 | 虫たち
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